閉じかけておめでとうございます

あけた年があっというまに閉じかけています。今年最後の日ですね。

めでたいことに、今年もなんとかやってこれました。あけたときよりも無事に閉じたときの方がめでたい気がします。それはぼくが正月派ではなく年末派だからそう思ってしまうのでしょうか。そんなぼくは、人からは「おしなべてめでたい人だよね」などと言われてます。

一言であらわすなら、「後悔の年」でした。
とはいっても、後悔しない年なんて今までただの一度もなかったのですが。

「自分の結果に常に満足しない人」と「自分の結果を常に後悔している人」って、意味的には近いような気がするんですけど、記号的には驚くほど隔たってますね。

来年はどんな後悔の年になるでしょうか。なんかこうグっとくるような後悔ができる年にしたいものです。あるいは、「えー! そんなことまで後悔しなきゃいけないの?」と人に言われるような後悔とか。そのくらいの後悔をしちゃうほど、徹底的にやりきりたいです。けっこうやる気まんまんです。

それではみなさん、抽象的な言い方になってしまいますが、良いお年を。

【 2006/12/31 】
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無職だとピストル向けられたときが大変なんです

昨晩1時半ころ、ひとけのない寂しい裏道で、本物のピストルを持った男と遭遇し、呼び止められました。これ、本当の話です。

でもそのことは後回しにして、まずは自転車の防犯登録証について。

過去に五回ほど自転車を盗まれたことがあるのですが、全て登録証が貼ってあったにもかかわらず発見されたことは一度もないんです。一枚500円(だったかな?)の防犯登録証。役に立ったといえるのは、おまわりさんに職務質問されたとき、自分の自転車だと証明できたことくらいでしょうか。

自分の物であることを証明するための、それもいわれのない疑いを晴らすための有料防犯登録証。な〜んか腑に落ちないんです。というわけで、今の自転車を買ったときには、登録証を購入しませんでした。

で、話はピストル男に戻ります。

100メートル離れたコンビニへ行こうとして、ついうっかりと無灯火のまま自転車に乗ってしまいました。で、おまわりさんに呼び止められたんです。そしてぼくの自転車には防犯登録証が貼っておらず、それがまたおまわりさんの不信感をかったようです。

おまわりさんは、決して尋問口調ではなかったのですが、さりげなく職業を訊いてきました。うそを言うとやっかいなことになりそうなので、ぼくは正直に専業主夫と名乗りました。
「なに? 無職なの?」
おまわりさんの目に、がぜん不穏なやる気が満ちてまいりました。
「けっこういい年でしょ? なのに無職なの? へえ、無職なんだ」
ぼくの思い過ごしかもしれませんが、というか、思い過ごしであって欲しいのですが、おまわりさんの目には、「無職なら撃ち殺しちゃってもいいかな」なんて雰囲気があるようなないような。

「どうしたの? なんかおどおどしてるみたいだけど。おどおどしてるよね。おどおどしちゃうような理由があるのかな?」

そりゃおどおどもします。何しろこの異様な状況です。誰も見ていない夜更けの裏道で、腰に本物のピストルをぶらさげた見ず知らずの男に足止めされてるんです。名前も性格も分からないこの男の人がとつぜんピストルをぶっ放す、なんてことが起きない保障はどこにもないんです。

つい最近も、アメリカでの話ですが、結婚式を数時間後に控えた黒人男性が、銃を持っていると勘違いした警察官に50数発の弾丸を撃ち込まれて死んだばかりですし。

いつも思うんですが、おまわりさんって自分が本物のピストルをぶら下げてるって自覚があまりないような気がするんです。というか、おまわりさんたちって自分が撃たないってことをなぜか一般市民が信じてくれてるって思い込んでいるような気がするんです。じゃなかったら、あんな高飛車な物言いはしないと思うんだけどなあ。……まさか、ピストルがあるからこその高飛車だったり?

その後、おまわりさんは自転車の登録証があるべき部分を懐中電灯で照らし、「剥がしたってわけじゃないんだな」などとつぶやいたあと、ぼくを解放したのでした。

いや、確かに防犯登録証を貼ってあれば、呼び止められてもすぐに片がついちゃうとは思います。だからこそ買いたくないって感じです。なんかもう意地でも。

……あ〜、まだちょっとドキドキしてる。ドキドキとおどおどってすごく似てるんでホントやっかいです。

【 2006/12/30 】
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同居人のお出かけ

すっごい風邪引きました。どんだけ出るんだよっつーくらい鼻水が出ます。顔中鼻水だらけ、というか鼻水中顔だらけって感じです。

そんな風邪人間と化したぼくを見て、同居人は「ラッキー!」なんてことを言います。
「だって、あたし今日からお出かけじゃん。いるときに風邪なんかひかれたらうつっちゃうよ。あー、やっぱあたしって普段の行いがいいなあ」

というわけで、風邪っぴきのぼくを残して、同居人は里帰りです。帰宅予定は1月4日の夜。帰省中は親戚たちで集まって2泊3日のスキー旅行にも行くんだとか。昨夜も難しい顔をして遅くまでパソコンを開いていたのですが、何をしてるのかなあと覗き込んだら、旅行先のお楽しみ情報を集めまくっておりました。

「旅行中もちゃんとマサシのことがんばって思い出してあげるからね。がんばって忘れないようにするからね」
「……がんばって?」
「そうだ。おいしい料理が出てきたら写メールで送ってあげるよ」
「……」
「で、どんだけおいしかったかって感想をメールで送ってあげる。うれしいでしょ?」
「……」
「うれしいって言いなさいよ。そう言ってくれなきゃ気持ちよく出かけらんないじゃない」
「……ふへひいへふ」ぼくは悔しいので、口の両端を指で引っ張ってうれしいですと言いました。
「まあ、よかろう。んじゃ行って来るね。旅行先のお土産屋さんでマサシが欲しがりそうな物を見つけたら、それも写メールで送ってあげるからね」

そんな感じで出かけていきました。例年の年末年始はおおよそこんな感じで、遊びまくり飲みまくり食べまくる同居人は、たいてい一通のメールもよこさないまま4日に帰宅します。でもまあ、一年間がんばって働いてくれた彼女なので、そのくらいの楽しみはあってもいいんじゃないかなあなんて思います。

今年一年、いろいろとありがとう。せいぜい楽しんでくれたまえ。ふふん。

同居人


【 2006/12/29 】
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ぼくの行きつけ

子どものころから、「行きつけの店があるオトナ」に憧れてました。で、こうしてオトナになった今、憧れはほぼ現実となりました。週に3回くらいは通ってます。まあ、正確には「行きつけの店」ではなく「行きつけの館」なんですが。

というわけで、今日も図書館に行ってきました。

今年一年でぼくが読了した小説は172冊。それ以外にも、必要な部分だけを読んだ小説以外の本も100冊くらいはあると思います。そのうち購入した本は3冊だけ。あとは全部図書館。なんかもうお世話になりっぱなしです。というわけで、今年一年の感謝を込めて、お歳暮代わりのクッキーを持っていきました。

行きつけの図書館は今日から年末休みでした。思えば何かと詰めの甘い一年間でした。年がじわじわ暮れていきます。じわじわー。遠赤外線みたい。

【 2006/12/28 】
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ひたすらそわそわと

年末まっさかりですね。ぼくは年末大好きです。あわただしい雰囲気というか、なんともいえないそわそわ感。なんか台風が来るときとみたいに楽しい。

大の年末好きなんで、おまけに大のテレビ好きでもあるので、必然的に「ゆく年くる年」も大好きです。昨年分も録画してあって、しょっちゅう見返してます。夏の夜に冷房がんがん効かせてバーチャル冬気分に浸りつつ「ゆく年くる年」を見る。ぼくが味わう数少ないゼイタクのひとつです。ほんと年末のそわそわした雰囲気が大好き。もっともっとそわそわしたいです。

雰囲気といえば、今年のぼくの目標は「雰囲気のあるオトコ」だったのですが、その成果を同居人に尋ねてみたところ、「雰囲気のあるオトコっていうか、雰囲気だけのオトコって感じよね。ま、その雰囲気もアレな雰囲気って意味だけど」でした。12%くらい達成?

ゆく年くる年ジェーピージー


【 2006/12/27 】
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出会い系辞書

世間では今日はクリスマスですね。
奇遇ですが、ウチも今日がクリスマスなんです。

同居人からクリスマスプレゼントに『語源海』という辞書をいただきました。言葉の由来が載ってる辞書です。今年の3月に発売されてからずっと欲しいなあと思っていた辞書なので、とってもうれしかったです。

「そんなにうれしんだ? なんかプレゼントしたあたしまでうれしくなっちゃうね。だってその辞書、古本屋さんでえらい安く買った辞書なんだよ。安く買えた古本をそんなに喜んでもらえると、なんかあたしもすんごいトクしたなあって気分になれて、ほんとうれしくなっちゃうよね。っていうか、ほくそえんじゃうよね」
「……」

贈られっぱなしってわけにもいきません。当然ぼくからもプレゼントをしました。実は数週間前、彼女が何を欲しがっているのかを、世間話に紛れ込ませてさりげなくリサーチしたのです。
「え? あたしの欲しいもの? うーん、お金かな。お金だね。唯一無二っていうか唯我独尊って感じにお金だね」

そんな彼女の希望に応えようと、ぼくはお金の絵を描いてプレゼントしました。何枚か贈った中でも、彼女の大好きな50円玉はとっても一生懸命描きました。側面のぎざぎざなんか、ちょっと目を見張っちゃうくらいよく描けたと思います。

「ありがとう! とってもうれしいわ!」という反応を期待していたのですが、実際に戻ってきた返事は「ふーん」でした。そしてこんな風につづきました。「……まあ、せいぜいカミサマに感謝することね。なにしろ今日はクリスマスだし。カミサマが無礼講って決めた日だしね。許すわよ。許してあげるわよ今日は。今日だけは。ふふん」

そんなわけでぼくはカミサマに感謝したんですが、いやもうカミサマへの感謝こそクリスマスの醍醐味。そんなクリスマス気分を存分に味わえて、すごく感謝です。感謝をこめて、同居人にはお金の絵以外にもちっちゃいピアスをプレゼントしました。

それにしても紙の辞書って楽しいですね。たしかに電子辞書やネットの辞書の「最短距離で意味にたどりつける効率の良さ」ってのにはかないませんが、紙の辞書にはパラパラっとページをめくっているうちに知らない言葉と出会えるっていう、そんな電子辞書にはない魅力があると思うんです。紙の辞書の販売不振がニュースになったりしてますが、いつまでもなくならないでくれるといいなあって思います。

辞書


【 2006/12/25 】
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